HMもーもーさん

HR・HMなどの曲やCDなどの記事を週末を中心に投稿します。

FIRESTAR /IRON SAVIER  ~パワーメタルの良さを全く失っていない最高の作品~

"Firestar"はドイツのパワーメタルバンド、アイアン・セイバーの最新作で、2023年10に日本先行リリースされましたアルバムです。

自分はこのバンドのことは全く知りませんでしたが、今回友人の強い勧めがあり、試しにCDを購入してみました。

アイアン・セイバーは、ハロウィンの前身バンド(アイアン・フィスト)にも在籍していたピート・シールクとカイ・ハンセンを中心に、プロジェクトという形でスタートしたバンド。

2001年にはカイ・ハンセンは脱退し、メンバーも当時とは変更されていますが、当初からのジャーマンメタル・パワーメタルを長年支え続けているとのこと。

アルバムは、80年~90年代のパワーメタル全盛期のサウンド・曲調などを引き継ぎ、正当に進化させたような印象。

全体的にメロディアスで疾走感のある曲が中心で、ツインギターもカッコいい。

アメリカを中心としたベテランのHM/HRバンドの多くは、残念ながら良くも悪くもオルタナティブロックなどの影響を受けて楽曲の指向性を見失い、当初持ち合わせていた素晴らしい側面を失っています。

アイアン・セイバーの作品は、自分はこの1枚しかまだ聴いていませんが、そのような他ジャンルの影響を全く受けておらず、80年代の良さをそのまま残しています。

これを機に、このバンドの過去の作品も聴きたくなりました。

収録曲はどれも良く甲乙が付けがたいのですが、敢えておすすめの曲を選ぶとすれば、2曲目の"Curse Of The Machinery"、4曲目"Firestar"です。

作品のラストには、ジューダス・プリーストのカバーとなる”Heading Out To The Highway”も収録されています。