HMもーもーさん

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METALLICA/METALLICA 音楽方向性変更とメガヒット、賛否両論を呼ぶ代表作「ブラックアルバム」

”Metallica”はメタリカ5枚目のスタジオアルバムで、1991年にリリースされました。

アルバムジャケットのデザインから、この作品は通称「ブラックアルバム」と呼ばれています。

デビュー以降、ヘヴィで攻撃的・スピード感のあるスラッシュメタルというHMの新しいスタイルを確立し貫いてきた彼らの音楽的スタイルは、このアルバムをターニングポイントと大きく変わりました。

本作での基本コンセプトはスピードよりもグルーブ感を追求するものとされ、従来の複雑な曲の構成や凝ったギターのリフが影を潜め、全体的にシンプルで分かり易いストレートな作品となりました。

この音楽指向性の変化はより多くのフアンに受け入れられ、本アルバムは現在までに3,100万枚以上の売り上げとなる空前のメガヒットとなりました。

メタリカは大物バンドとしてその人気を不動のものとし、このアルバムもHMの名盤として評価されるようになりました。

しかしながら、自分個人としてはこの作品をそこまで絶賛する程の高い評価はしておりません。

確かに”Enter Sandman”はグルーブ感ありカッコいい曲だとは思いますが、このタイプの曲であれば他のバンドでも素晴らしい名曲が沢山あります。

アルバム全体も決して悪い作品ではありませんが、聴いていて途中で聴いて飽きがくることもあります。

ブラックアルバムがリリースされた頃は、ニルバーナなどのグランジ系ロックが台頭し、多くのHM系のバンドが迷走し、目指す方向性を模索していました。

メタリカも同様で、その過程でリリースしたこの作品が、たまたま時代の流れにメガヒットとなったというだけだと思います。

自分はこのように書いてしまいましたが、おすすめの曲・聴き所は沢山あります。

2曲目”Sad But True”のイントロ、非常にスローでヘヴィな地を這うようなサウンドは、カッコ良くてゾクゾクします。

3曲目"Holier Than Thou"、7曲目"Through The Never"、12曲目"The Struggle Within"などスピード感のある曲がメタリカらしくで素晴らしい。

いままでのメタリカにはないようなギターのリフもカッコイイです。