HMもーもーさん

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...AND JUSTICE FOR ALL/METALLICA ~スピーディでヘヴィな初期のメタリカらしい最後の作品~

"...And Justice For All"は1988年にリリースされた4枚目のアルバムで、彼らの中ではある意味で異色の作品となりました。

基本的には前作"Master Of Puppets"の延長上にあり、従来からのスピーディでヘヴィな音楽性を維持しながらも、ギターのリフやリズムの組み合わせにより、より極限まで構成が複雑でアレンジされた作品に仕上がっています。

その最たるものが2曲目のタイトルナンバーの”...And Justice For All”で、9分以上の大作にも関わらず、ドラマティックでかつ頻繁に曲調が変化し飽きることがありません。

それ故、初めての方にとっては曲を聴き込むのに時間がかかりそう。

こうしたプログレッシブな曲続きを本作で極めてしまったためか、彼らの次の作品(作ブラックアルバム)ではシンプルでグルーブ感の強い、本作とは対極的なものとなってしまいました(残念ながら・・・)。

作品の音質には「ベースが聞こえない」「スネアドラムの音が良くない」と良く言われていますが、確かに言われてみればそのとおりです。

でもギターのリフがヘヴィなので、自分はあまり気にならないですね。

聴く人によって曲の評価が極端に分かれる作品ですが、自分的にはお気に入りのアルバムの1枚です。

このアルバムを最後に、メタリカは別のバンドに変わってしまいました。